医療機関では、自律神経失調症をどうやって診断する?

こんにちは、優心カイロプラクティックです。

前回は「自律神経失調症の場合、何科に行くのが良いのか」というお話しました。

今回は医療機関では、自律神経失調症をどうやって診断しているのかについてお話します。

明確な診断基準はない!


前回の記事をお読みの方なら薄々はお気づきでしょうが、自律神経失調症には明
確な診断基準がありません。

各医療機関ごと、もしくはドクターごとに診断基準が違います。そもそも何にも当てはまらない時に、自律神経失調症として診断されることが多いです。

とある医療機関の場合は、症状があるのに診察や検査では体に異常が見られない場合に自律神経失調症と診断します。

また別の医療機関は、精神疾患であるものの、診断書にそのように書かれたくない人のために、自律神経失調症という診断を下すことがあります。

またまた別の医療機関は、身体的な検査と問診によって、ドクターの経験に基づき診断します。

こんな風に、自律神経失調症の診断基準はないというのが現実なのです。

自律神経を検査することは出来るのか?

医療機関での検査というと、MRI・レントゲン・CT・血液検査などの検査が主流です。しかしこれらの検査では自律神経に問題があるのかどうかはわかりません。

では医療機関では、自律神経の検査は出来るのでしょうか?

実は検査自体はあります。

ヘッドアップティルト試験
シェロング起立試験(体位変換試験)
眼球圧迫試験
バルサルバ呼吸試験
頸動脈圧迫試験
寒冷昇圧試験

こんな検査があるんです。

例えばヘッドアップティルト試験というのは、失神の原因を調べるための検査の1つで、自律神経の調節異常をチェックします。

このような検査があるにはあるのですが、検査に時間がかかること・治療的な意義が少ないこと。だから行われることはほとんどありません。

自律神経診断のまとめ

以上のように医療機関でも自律神経失調症の診断ははっきりしていませんし、検査ではっきりとわかるものではありません。

だからまずは、出ている症状に合った科に行くのが良いと思います。そこで原因がわからない場合、優心カイロプラクティックに来ていただくのが良いでしょう。

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