パニック障害で自分を責めてしまう方へ

現代社会で増えているパニック障害。

緊張やストレスを感じるとパニック発作に襲われてしまう。

電車やバスに乗れない。狭い所にいれない。人ごみの多い場所にいけない。

こんなパニックで苦しんでいる方の多くは、「自分がダメな人間だから、こんなことになっているんだ」という風に、自分と自分の心を責めてしまっています。

当院にはパニック障害によるパニック発作で悩んでいる人が通っており、その方々に施術をしていますが、私は心の問題というより体の問題の方が大きいんじゃないかと考えます。

体の色々なところに負荷がかかっているせいで自律神経が適切に働いていない。だからストレスを上手く処理できずにパニック発作につながってしまっている。そういう人が多い印象です。

もちろんストレス要因を見つけるために自分の心を再度見つめることはとても重要ですが、それだけでなく体を労わることで症状が改善するんじゃないかという人、本当にたくさんいるんです。

どんなにメンタルが強くても身体にひっぱられる

このことは、体の状態がメンタル状態に影響するということでしょう。

世の中には「メンタルおばけ」と表現されるような、心が強い人がいます。

そのような人はストレスになることが自分の身に起きても、普通に過ごせるような人です。

しかしそんなメンタルをお持ちの人でも、内臓がゆがんでいたり、頭蓋骨がゆがんでいたり、体のバランスが崩れている状態が続くと、ちょっとしたことで心の落とし穴に落ちてしまうケースをよく見ます。

これは身体=自律神経が上手く機能出来ていないので、あんなに強いと思われた人が、急にうつっぽくなってしまうんです。

心が身体に影響することもありますが、それ以上に体が心に影響を与える方が強いんじゃないかというのが、自律神経失調症専門院である当院の実感です。

思い詰めずにまずは体を整えてみませんか?

だからパニック発作で悩んでいる方に強くおススメするのが、「思い詰めずにまずは体を整えてみませんか?」ということです。

まずは体を整えて自律神経バランスが安定する時間を増やしていく。そうすると徐々に「あれ、最近心が楽かも」と感じる時間も増えていくはずです。

また「最近は緊張しても耐えられるようになってきたな」という時間も増えてくると思います。

心の問題がとても強い人の場合、体を整えるだけでは根本改善にはつながらないでしょうが、それでも症状の緩和を実感し、自分の心を向き合う余力が出てくるかもしれません。

騙されたと思って、まずは体を整えませんか?絶対に損はしないと思います。

例え最初は症状が改善しなくても、「肩こりがずいぶん楽になった」とか「最近頭痛の頻度が減った」のような変化を感じることが出来ると思います。

パニック障害で自分を責めてしまう方へ。ぜひ今回のこの記事のこと覚えておいてください。必ずあなたの人生の役に立つと思います。

当院へのアクセス情報

住所〒603-8433 京都府京都市北区紫竹北栗栖町2-10メゾンハナ1F
予約完全予約制とさせていただいております
営業時間9:00-20:00(木曜日は12:30まで、土曜日は17:00まで)
定休日日曜日・祝日、木曜午後
電話075-492-1119